ネットは多様性を作ってくれたけどヤバイ人間を可視化させてしまった
どうもたんたん(@tantan4423)です。
最近よく思うこととしてインターネットの登場によって人の負の感情に触れることが多くなったのではないかということです。
僕自身もなんだかんだでネットが大好きでtwitterに出現していることが多いのですけど、普通にリアルで生活していると触れることのない人を目にすることが多いです。
僕は比較的ウォッチャー的なところがあるのですけど、週に1回自分には到底想定もできない炎上や事件を起こす事があるんですよね。
ここ最近では
- ブロガーが惨殺される事件
- クラウドファンディングやpolcaによる炎上(スラムクラファン、出産クラファン、羽田空港polcaなど)
- 過労死を煽るブランド人
とかありますね。僕自身の周りでもいろいろお金や思想に関する問題も起きたりしています。
実際にこういう話をネットに疎い人にすると信じられないような顔をされます。
僕自身もインターネットのヘビーユーザーではあるのですけど、現実ではなかなか出てこない人が可視化される世界になっているのではないかと思っています。
インターネットと現実社会は強く結びついている
SNSを通して人間関係を形成できるのは今までになかった流れなんですけど、画面の向こう側にいるのは生身の人間であるということを忘れているのではないだろうか??
安易に多くの人の自尊心を傷つけようとする発言を多く繰り返すインターネットの人を見てしまうと本当に中身が人間なのか疑ってしまう。
インターネットは自由だから何を言っても良いみたいな風潮はどうなのかな?と思う。
こういう文章を書いている僕自身も同じようなものかもしれないけど、さすがに個人や団体を名指しで攻撃するということはしないように配慮している。
インターネットをしている人が人間である事実から現実とネットを切り離すことはできない。
インターネットも社会であって、社会に適応することは大事なのではないだろうか?
もちろん性質上匿名になるので怖いものがないという心理が働くのはわかるのだけど、今はネットが欠かせないしユーザーのほとんどが社会に適合して頑張っている人だ。
なのでネットでも今まで以上に社会性が重要視される流れになっても良いと僕は思っている。
インターネットは居場所を作るツールとしては優秀
僕自身もインターネットのよって救われた人間の一人なんだけど、インターネットはあくまで現実で楽しく生きるための補助装置であることは変わらない。
インターネットで仲良くしている人はリアルでも繋がっています。
実際に今はコミュニティ不足だと僕は感じていて、リアルにおける居場所がないことによって病んでしまったり犯罪に手を染めてしまうというケースがあまりにも多いような気がする。
なのでインターネットを介して自分と意見が合う人間を探すことは良いことだと思っている。
だけどインターネットにコミュニティーを固定するのは個人的に微妙だと思っていて、ネットでコミュニティーを作った上で会社や地元や家族などのコミュニティーも形成したほうが良いと個人的には思っている。
インターネットは親和性の高い人間が集まってしまって閉じてしまう性質があるので複数のコミュニティを行ったり来たりする感じが中立性を守れるのではないかと思っている。
親和性の高い人とつながることは生きていく上でものすごく大事なことでもあるけど、「それ以外いらない」となってしまうのは極端だと考える。
程よくいろんなクラスタと関わることは大事だと思っている。
インターネットはヤバイ人が可視化される世界
インターネットがなければ知らなかったヤバイ人を普通に見るようになったと感じる人は多いと思う。
ネットは無条件に居場所を提供するので現実社会に居場所がない人からしたらオアシスみたいな存在かもしれない。
ネットでお金が稼げるという点からもインターネットで自分の生活が全て解決してしまうこともあるので、一般的な感覚からずれてしまうことも結構多い。
別に人によっていろんな考えを持つのは良いかもしれないけど、明らかに他人への敬意が全くないようなヤバイ人が出てきて犯罪につながったりするケースもある。
今までは社会から隔離されていた人がネットが登場して出てきた感じなんだけど、僕的にはそれが良いことなのか悪いことかよく分からない。
居場所を見つけて自ら命を絶つことを思いとどまった人もいれば、黒い感情をさらに増幅して他者に牙を向ける。
インターネットにも向き不向きがあると思っていて基本的に神経質な人は関わらないほうが良いと思っている。
インターネットを通して多く人が前に出ていく事ができる時代になったけど、個人が力を持ちすぎてしまうのが懸念される。
— たんたん@半隠居ブロガー (@tantan4423) 2018年7月6日
ネットをしちゃいけないタイプの人間って一定数いるわけですし
単純に人の発言を見て楽しめる人や全てを間に受けない人のほうが良いと思っている。
今はネットでお金稼ぎすることができるので、いくらでもお金を巻き上げる種やあちこちにある。
情報商材や高額セミナーやサロンみたいなものはネットを主に使った集客をする。
被害にあいたくない人は現実に生きたほうが良いと思う。
多くのインターネットで傷ついた人を見てきたけど、そういう人をみるとネットの適正みたいなものを考えてしまう。
もちろん犯罪は論外なんだけど、なかなか自分を守ってくれるものがないので自分にとって適切なインターネットとの関わり方を考えたほうが良いかもしれない。
さいごに・・・
インターネットのよって多様性が認められたのは良いことかもしれないけど、その多様性が主張しすぎてどうかと思っている。
自分の主張を通すためなら手段を選ばないみたいなことが結構多くてどうなんだろうと思う。
僕的にはインターネットは現実社会を心地よく生きるための補助ツールであってインターネット自体に居場所を求めるのはナンセンスだと思っている。
ネットに浸かりすぎて現実に適応できない人間になってしまってもどうかと思います。
インターネットは弱者のためのツールではないので。