【書評】phaさん著「持たない幸福論」はミニマリストなら1回は読んでおきたい良書だ
こんばんは〜たんたんです。
今回はひさびさの書評記事になります!
最近はkindleで読書をするようになってブログへの引用がしやすくなりました!
今回紹介するのはphaさんの
【持たない幸福論 働きたくない、家族を作らない、お金に縛られない】です。
持たない幸福論 働きたくない、家族を作らない、お金に縛られない
- 作者: pha
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2015/05/26
- メディア: 単行本
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phaさんとは?
pha(ふぁ、1978年- )は、日本の著述家。元「日本一有名なニート」[1]。大阪府大阪市出身[2]。シェアハウス「ギークハウスプロジェクト」発起人[3]。
必要最低限のお金を短い時間や好きなこと(ブログなど)で稼いでいるようです。
出費部分を大幅に削り、今で言うミニマリスト的な生活から「日本で一番有名なニート」呼ばれているようです。
THE ミニマリストって感じですね(笑)
その他の著書として
『ニートの歩き方――お金がなくても楽しく暮らすためのインターネット活用法』
ニートの歩き方 ――お金がなくても楽しく暮らすためのインターネット活用法
- 作者: pha
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2012/08/03
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 16人 クリック: 1,642回
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『しないことリスト』
などの著書があります。
これらの著書もミニマリスト的にも物凄くオススメなので読んで見てください!!
自分に負担が少ないような生き方をしたい人からするとかなりおすすめです。
同じブロガーのちきりんさんの「生産性を高める」ような生き方とは正反対なモノであります。
自分の時間を取り戻そう―――ゆとりも成功も手に入れられるたった1つの考え方
- 作者: ちきりん
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2016/11/25
- メディア: Kindle版
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ミニマリズムを通して力をつけたいと思う人はちきりんさんの本がためになります。
自分のペースに楽に生きたいと思う人はphaさんの本が参考になるような気もします。
ちなみに僕はミニマリズムを通して力をつけたい人ではないです。
ミニマリズムで手に入れた時間を楽しいことに使いたいという人なので少しphaさん寄りな考えかもしれません。
本書の内容に入ります
本書のなかでは、
・自分が必要だと思わないものは持たない。
・家族は作らない
・お金に縛られた生き方をしない
ということを具体的な出来事と添えて述べられています。
・人それぞれ幸せのベクトルは違うが足るを知るということは非常に大切
・人との繋がりは生きていく上で心の支えにもなる(しかし、無理やたらに繋がったり嫌いな人とは一緒にいない)
読書感想文!!
気になったところをスクショして感想書いていきます。
自分で決めたことを自分でやることが良い経験にもなるし、達成感も味わえます。
その達成感って自信にもなりますし、その他の行動を起こすときにも力になります。
僕もけっこうマイペースなところもあるからあまり人のペースに合わせるようなことはしたくないですね。
自分で納得して行動することは本当大事だと思います。
自分の居場所を確保できないから自殺をしたり、人を傷つけるような人が出てくると思いますね。
以前では会社や家族がそれらを担ってきたのかもしれませんが、時代の変化によって家族体系なども変わってしまい、それに変わる新しいサードプレイスを探す必要がある気がします。
僕ならゲストハウスもそうですけど、尾道にいけば僕を迎え入れてくれる方がたくさんいるので、なんとかなりそうですね(笑)
尾道の宿泊は2000円代のゲストハウスがオススメ!! - ゆとり男とミニマリストの融合ライフ
そういったコミュニティーをどれくらい作れるかがこれからの時代生きていく上でしていくべきことなのではないかと思う。
僕は正社員として働いているので、ここまでな働き方はできないです。
しかし有給を積極的に使って無理やり職場から離れる時間を作り出しています。
仕事って結局疲れちゃいますからね(笑)
できるならせずにブログ書いたり旅をしたいので、働かずにお金をもらえる有給を使わない意味はないです!!
有給使ったら困る人がいるような気もしますが
そもそも僕一人いなくなって回るような職場自体崩壊しているようなもんです。
実際いなくてもなんとか埋めてくれるから大丈夫でしょ。
結局代わりなんていくらでもいるぐらいな考えて働いたほうが変な使命感を持たずに済むからいいかもしれませんね(笑)
こういったことは僕の周りでは多いですね(笑)
結局背負うものが多い人って余裕がなく、新しい考えを受け入れる容量が残ってないのだと思う。
だからこそミニマリスト化してモノを減らしたり必要ない人間関係の断捨離をして脳の空き容量を作ることが生きやすくするのだと思う。
みんな考えすぎなのだと思う。
基本好きかそうじゃないかで判断するくらいがちょうどいいような気もする。
尾道に旅した際は空き家の再生プロジェクトで地域活性化に成功した話を聞きました。
これからどんどん地方から国を元気にする活動が増えていくような気もするのでこれらに関わっていきたいなとは思っている。
僕も生まれてまだ23年しか経ってませんけど、絶対にするべきことなんて命を繋ぐこと以外にはあまりなかったよう気もします。
実際生きていればなんとかなるし、それぐらい低い目標で生きていたほうが反動で自殺や鬱になることもないからいいと思う。
衣食住さえ確保できればなんとかなりますからね。
別に仕事だって働かない自由だってあるわけではあるから、働かずに生活保護もらうのもアリだと思う。
絶対にしないといけないと思うから良くないですよね。
キツイなら有給使って旅に出ればいいですよ(笑)
僕はそれでいろんな価値観変わりましたからね(笑)
僕も以前から家族というだけで無条件で受け入れろ!みたいなことには違和感を抱いていました。
何故自分たちの勝手な都合で生まれてきたのに言いなりになる必要があるんだ。って思いましたね。
家族と言えど、歳が離れているから価値観も違うし、親も歳をとってなかなか考えを変えられなくなっている。
多分これからも僕は親とは合わないのだと思う。
合理的じゃなさすぎて感情論に持っていきやすところも僕とは合わない。
実際に話をしても話にならなかったりする。それはどちらが悪いとかではなくてしょうがないことだと思う。
そういった価値観の違う人と過ごすより、SNSとかで知り合った似た価値観を持った人と交流するほうが僕は好きだ!!
僕も家族よりもその他の繋がりを大切にしたいという思いも持っていて、親孝行はするつもりはない
変につながってストレス溜めるくらいなら距離を離すのが一番だ。
これ本当大切ですよね。
僕も以前は人と比べて悲観することがありました。
でもそれって本当に時間の無駄だし、周りの人間にもマイナスのオーラを放っているからいいことないです!!
他人なんて違う生き物だし、持っている力も違うからね!!!
僕はボルトより足は遅いけど、日本という治安のいいご飯の美味しい国に住んでいる。
べつにそれだけで充分だ!!
今という瞬間を幸せに生きていればそれだけで人生勝ったようなもんだ!!
人と比べることによって活力になるようなこともあるが、それ以上に自己嫌悪に陥る人の数の方が圧倒的に多いと思う
結局人間というおなじ生物だけど、中身はまったく別だから違うのは当たり前だ。
いちいち比べていても疲れるだけだから断捨離しちゃおう!!
自分にとってなにが本当に大事かを知るということは大切ですよね。
僕が幸せに生きていくためには
【足るを知る】ことだと考えているので本当に同感です。
会社などの狭いコミュニティにいると自分の意にそぐわない考えがルールになっていることもあります。
てか、考えにそぐうルールがある会社なんてあるのか??
それに流されず自分を突き通すことは生きていく上で大切だと考えています。
別に会社のちょっとした決まりを破って命を落とすことなんてないです。
phaさん都会と田舎の二拠点生活をしています。
僕は島根と田舎に住んではいますが、街の近くなのでだいたいのモノはすぐ手に入れることもできます。
車で1時間もしないところに田舎の集落みたいなところがあるので、2拠点ではないですけど、これに近い形での生活もしようと思えばできる状態です。
都会は都会で息苦しくなることもあるし田舎は田舎で周りとの付き合いが濃厚すぎて気持ち悪くなることがあります
それを感じないような物理的な距離感が大切だと思います。
自分のペースを保つことは無理をしないということです。
無理をしたところで体を壊したりするのがオチで誰もとくしない状態になります。
仕事にしても僕は少し体がダルいと感じたり、体調がおかしいと早退や休んだりします。
そもそもそんなにたくさん仕事に行きたくないし、だるい時にまで仕事にいくような無茶はしたくありません笑笑
現場からすると迷惑極まりない人間たまけど、逆に僕はすぐ休む人間だと思ってくれたほうが生産性の高い動きをすることができる。
別に仕事のために生きてるわけでもない。
今の仕事は好きだが、無理して働くほどのものでもないと思っている。
無理して仕事にしがみつくぐらいなら辞めてしまったほうが体にも心にもいい。
どうせいくらでも仕事なんてあるし、ましてや介護というこれから一番必要となる仕事なので、なんとでもなる。
しかし、子どもとか背負うものが増えるとそうとは言えなくなることもある。
人間背負うものがある人とない人では明らかにない人のほうが強い。
phaさんのこの記事でも家族を持たないと提唱しておられ、身軽に生きることの良さが書いてある。
僕は彼女という大切な存在があり、結婚も考えている。子どもに関しては今の所考えていない。
子どもがいる幸せはもちろんあるが、子どもがいない幸せだってある。
周りの空気や他人の意見に流されて自分の思うこととは違う行動をしないようにすることが大切だと思う。
結局自分が納得して行動するのが一番なのではないかと思う
今不況でこれからも経済成長なんてなかなか望めない世の中だ。
給料だって下がる一方で、何十年かするとロボットの登場によっていましている仕事がなくなる人だってたくさんいるだろう。
だからこそ今のうちに色々な経験をして生業を作ることが大切なのだと思う。
生業については【次の時代を先に生きる」にも書いてあるので興味のある方はどうぞ!!
ぼくは好きな介護をできてるから今のところそれが生業になっている。
次の時代を、先に生きる。 - まだ成長しなければ、ダメだと思っている君へ -
- 作者: ?坂勝
- 出版社/メーカー: ワニブックス
- 発売日: 2016/10/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (1件) を見る
なんなら今書いているかの記事も収益を作る環境作りつつあるので、これも生業ではないだろうか??
しかもブログは文章に書くことによって
似た価値観の人との繋がりを作る役割があると思う。
いわゆるサードプレイスの構築だ!!
ゲストハウスに尾道にブログ
これらのサードプレイスがあるからこそ、思い切り生きていくことができる。
phaさんは居場所を作るにあたって何個かポイントをあげてみる
・複数のコミュニティを持つ
・苦手な人とは棲み分けをする
・人の流動性を保つ
・ゆるさを保つ
・人の悪口はほどほどに
他にも何個か上げられていたのですが
僕が重要だと感じたのはここの部分だと思う。
なんでもネジを締めすぎないことが大切で、適当な感じがうまくいく秘訣なのだと思う。
僕も同じことを考えていて、ある程度の年齢超えたら体力も衰えできることも減ってしまう。
それはしょうがないことだし、逆らうことはできない。
もう何もできなくなってしまい、人の介護なしで生きれないような状態になってしまう前になんとかスッキリ天国にいける方法も考えていきたい。
歳をとって体にガタが来る前にいかに幸せに生きるかということに力を注いでいる。
ずっと仕事ばかりしていて、定年したところでサードプレイスの構築ができてないと、することがなくなってしまう。
だからこそ元気なうちに仕事以外の活動を取り入れることが大切になる。
そう考えるとサービス残業などのブラックな働き方がどれほど時間を無駄にし、未来を破壊しているかわかると思う。
自分の力で生きていけなくなったら、その時は人生を終わりにしても構わない。
だけど、自分の体が動くかぎり今の幸せを追求し続けたいと思っている。
何もできなくなったらスッキリ死にたい。安楽死とかは本当自分がおかしくなるまでには導入してほしい。
こういうある程度の目安をたてて生きれれば老後の資金を無理に貯める必要なんかないと思う。
老後の貯金を貯めたところですることなくて消費する日を送るぐらいなら若い頃にやりたいことに惜しげも無く資金を投入したがいい。
さいごに
今回初めてkindleを利用して記事を書いたのですけど、すごくスイスイ書けました。
そう考えるとkindleとブログは相性抜群ですね。
今回読んだ書籍は
ミニマリストの僕からしてもけっこう傾いているようには感じましたが、こういう生き方もいいなと思えました。
phaさんは自分の幸せを追求した結果このような形が自分に一番合っていると感じたのでしょう。
僕も日々幸せの追求はし続けていますけど、こういった考えに触れられて良かったと思います。
またときどき書評していくので読んでいただけると嬉しいです。
これにて終わります。
閲覧ありがとうございます。