ミニマリストの節約術を無理のない程度にやっていく為の意識
いつも給料日前になると、お金が無くて困っていることはありませんか?
限られたお金で毎月やりくりした上に、貯金となるとなかなか難しいと思います。
給料がすぐ増えるわけでもないですし、いかに出費を減らしていくことが求められてくると思います。
この記事ではどのような意識を持って「買わない生活」をしているかミニマリストの僕が伝えていけたらいいと思います。
買わない生活をするためには、余計なものを手放して、自分の好きなものに囲まれた生活をすることが大切だと最初に言いたいです。
多くのものを必要としない生活を
あなたは自分の持っているモノについてどれほど把握していますか?押し入れの中で何年も眠っているモノとかはありますか?
出費を減らすためにはまず自分の持っているモノをある程度把握することが大事になります。自分の持っているモノを把握することによって、すでに持っているものと同じものを買ったりすることはありません。
物を多く持つことは必ずしも幸せに結びつくわけではありません。時にはその多すぎるモノがあなたの思考やお金を奪っていくこともあります。
暮らしを豊かにするために買ったものがかえって、暮らしにくくなるという逆効果になります。程よいモノを所持して自分が暮らしやすいようにしていけば自然に出費も減ってきます。
多くのものを所有することによって生まれる管理コストを削ろう
モノを多く持つとそのものを置いておく為の部屋が必要となります。持つものが多くなれば多くなるほど広い部屋になり、その分の金銭的コストも上がってしまいます。
言わば、モノのために家賃を払っている状態になってしまいます。人間が住むはずの部屋がいつのまにか物を置くための物置と化していて、自分が自由に何かが出来るスペースがほぼ無い人だっています。
しかし少ないもので生活をすることによって、部屋を小さくすることができ、家賃という大きな固定費を下げることが出来ます。家賃は月の出費を大きく占める費用で安いに越したことはないです。
多すぎるモノを少なくするだけで広々とした家に高いお金を家賃を払わなくても住むことが出来るのでお得感を感じることが出来ます。
物を持たない生活をすると購買意欲が薄れる
少ないもので生活していると自然と購買衝動が抑えられるようになりました。
なぜモノを持たないとモノを買わなくなるかというと、持たない生活の心地よさを知ってしまうと、元のモノが多い生活に戻るのが嫌になってしまうからです。
モノを買うことは楽しいことなのですけど、モノを買うことによってお金がなくなってしまいますし、買った後に「何でこんなものを買ってしまったんだ」という後悔を感じるようになってきます。
もちろん必要に応じて本当に必要なものは買うのですけど、基本的にそれは多くの機能を持っていて生活を圧倒的に向上させてくれるモノ(洗濯乾燥機、iPhone、ルンバなど)です。
機能が少ないものや自分が欲しくて欲しくて仕方ないもの以外は極力買わないようにしています。中途半端な気持ちでものを買ってもどうせ使わなくなってゴミになってしまいますし、大切なお金も減ってしまいます。
購買意欲を削ることが出費を減らすために一番大切なことだと思います。そのためには自分の持っているものを把握し、満足する心も大切だと思います。
自分の持っているものを把握できるほど捨てる
自分の持っているものを把握することによって、余計な買い物をしなくて済むようになります。腕時計は1つあれば充分だし、服だって何十着あっても着ない服が必ず現れてしまいます。
モノを多く持っている人は同じものを複数持っていたり、購入する際によく考えないで勢いで買ってしまう人が多いです。そういうお金の使い方も個人の自由でいいとは思いますが、お金を貯めようと思っている人がそうであったらダメだと思います。
自分で持っているものを把握することによって自然に出費が減っていくので、断捨離に励んでほしいと思います。以下の項目で断捨離のコツみたいなものを書いていきたいと思います。
収納、片付けという概念を捨てる
掃除をする際に多くのものを捨てずに収納箱に入れて片付けて床を掃除して終わりという人はいないだろうか? しかし、それはモノの居場所を変えただけで根本的な解決にはなっていない。
結局月日が経ってしまうと、また散らかってしまい同じことを何回も繰り返す羽目になってしまう。何故そうなるのかというと、モノの絶対数が減っていないからだ。
モノ自体が減っていなかったら、気を緩めてしまったらすぐ散らかってしまう。モノを収納するのはスッキリしていいかもしれないけど、マメに管理することになってしまうので労力を取られてしまう。
そうなるのなら、モノを捨てて片付けを楽にした方がいい。モノが少なければ散らかるということが無くなるのでこまめに片付ける必要もなくなる。
そして収納するボックスも全て捨ててしまったほうがいい。モノを収納するものがあれば意識的に「ここに何かを入れなければならない」という気持ちが働いてしまって、モノを溜め込んでしまう原因になってしまう。
収納当該年を捨てることによってモノを捨てざるを得なくなるので、一気に部屋がスッキリすると思う。
捨てるか迷ったものは捨てる
捨てるか迷っているものは捨てても大丈夫です。
何故そう言い切れるのかというと、捨てるという選択肢がある時点でそこまで大事なものではないことが多いからです。
本当に大事なものだったら捨てようなんて思わない。しかし、変に未来のことを考えて「後でなくて困ったらどうしよう」と思ってしまうが、そのいつどこで必要になるか分からないもののために管理コストを割くのは勿体無い。
もし実際に必要になった場合は誰かに借りたり買っちゃえばいい。今はシェアの文化も発達してきているので持たなくていいものはときどき持っている人に頼るものいいと思う。
それでもなかなか捨てられないのなら、自分で捨てるものの基準を作ってそれに照らし合わせて捨てるのがいいと思う。例えば・・・
- 1年使わなかったら捨てる
- 忘れていたものは捨てる
- また同じものを買いたいと思わないなら捨てる
こういった感じにリストにして見える化していれば、自分の心が揺らいだ時に冷静になることもできる。
支出の把握をする
お金を浪費している人は自分の収入と支出を把握していない人が多いです。毎月どのようなことでお金が口座から引き落とされるか、どのくらいのお金があれば1ヶ月生きていけるかこれぐらいは頭に入れてみていいと思います。
自分のお金の流れを把握していないと無計画なお金の使い方になってしまい結果、浪費が重なり生活に余裕がなくなってしまいます。
そして自分の出費を把握することによって、出費を削るための対策もしやすいです。 この項目ではお金の節約の仕方や使い方について書いていきたいです。
固定費削減しよう
僕は毎月のスマホ代は格安SIMを使って毎月約1600円です。
WiFiは元から家にあった光の回線のものを使って月に4000円です。WiFiももっと安物に出来ますけど、契約上なかなか解約できないので期間が過ぎたら少し安いものにしていきたいと思います。
スマホ代や家賃という固定費はその気になったら削減することが出来ます。スマホなら格安SIMを使えばいいし、モノが少ない生活をしているのならより狭い部屋でも生活が出来るので固定費を下げることが出来ます。
固定費は毎月払わなければいけないお金なので節約をしたいのなら固定費を見直すことが一番手っ取り早いと思います。
もちろん細かに電気を消すとかそういうことも大切になってくるのですけど、それよりも毎月決まった額払うものから手を付けていくのが効果的です。
我慢して支出を削減する必要はない
何故固定費から削減する事を勧めるかというと交際費や食費みたいなところをケチって我慢してしまうと大きなストレスになってしまいますし、何のために生きているか分からなくなってしまうことがあります。
節約は我慢ではなく、自分にとって無駄だと思うことを省いて自分のしたいことにお金を使っていくことへの手段であることを忘れてはいけません。
貯金も同じで目的のない貯金は意味がないです。それなら貯金しなくても自分の満足することにお金を使ったほうがいいと思っています。
本来お金とは幸せになるためのツールでありますが、最近はリスクヘッジの意味が強くなって、お金を使うことに関して罪悪感を感じたりする人が多いです。
そうではなくて、無駄なところはしっかり省いていって、自分が楽しいと思うことにお金を使って、目的を持ったお金の貯め方をしてほしいと思います。
自分が持っているものに満足する
モノを買わない生活をする上で持って欲しいマインドは「足るを知る」です。
実際に多くモノを持つ人が買うものってすでに持っているものと似たものであることがあります。
少しデザインがいいとか、効果があるとかそういった理由ですでに持っているものを買ってしまうことがありますが、僕は基本持っているものを買うことはしません。
そのものが相当自分の生活を豊かにしてくれるのなら買って家にあるものは人に上げたり売ったりするのですけど、今の時代発達しすぎてだいたいのものがハイスペックで便利なので新しく買う必要が無いんですよね。
僕が今記事を書いているパソコンなんて2万円もしない代物ですが、新しいMacBookとかほしいとは全く思いません。それは僕がパソコンを使う理由がネットサーフィンとブログとyoutubeなので、それさえ満たしていればいいと思っています。
実際使っていて使いやすいですし、全然壊れることもないので当分はこの2万円もしないパソコンを使っていきたいと思っています。
このように自分の持っているものに満足することによって出費を最低限度に抑えることが出来るので、お金を貯め、自分の好きなことに使うことが出来ます。
ものを買うことは悪いことではない。
このように書いてきましたけど、モノを買う事自体は全然悪いことではなく、ものを買うことによって幸せを得られるのも確かにあります。
しかし、お金は無限にあるわけではないです。毎月決められたお金の中で生活できるようにやりくりをしていかなければならないので、不必要な出費は避けていきたいところです。
僕は実際に断捨離をして80%以上のものを捨ててきて、スッキリした生活を送るとともに出費を減らすことにも成功したのでとても再現性は高いと思っています。
お金を節約するということは、節約した分のお金が昇給するようなもんなので、賢くお金を使っていただきたいと思っています。